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室津海駅館は、江戸末期から明治中頃 まで「嶋屋」という屋号で廻船業で富をなした 豪商の建物です。 現存する建物は嶋屋の主、三木半四郎が 18世紀中頃に建てたもので、佐藤氏が所有 していました。 1994年に御津町が買い上げ、2年間の 修復工事を終え、 1997年に町立「室津海駅 館」として開館しました。 主屋は、町の指定文化財で、軒の低い切妻 平入りの2階建てで、間口に格子をはめて 室津の町屋の特色 を示しています。 |
海駅館ー嶋 屋 |
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| 海駅館は2階がほぼ完全な形で残っています。 「やかたぶねの間」 とよばれる表の間の曲 がり状になった天井、前面窓にかかる腰掛 け縁と格子、豪奢な床や出書院を備える お座敷など、一見の価値があります。 その豪商の家としてはもう一軒「魚屋」 (現、室津民俗館)があります。 魚屋の部屋数は23、箱階段や隠し階段、 貴人専用の「御成門」など興味深い。 |
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民俗館ー魚 屋 |
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海駅館・屋形船の間 |
上段の間 |
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室津海駅館の展示は、江戸時代に海の宿駅として栄えた室津を知ってもらうために、
廻船、参勤交代、江戸参付、朝鮮通信使の4つのテーマにしぼっています。
そのなかでひときわ目を引くのが朝鮮通信使饗応料理と参勤交代の御上御献立の復元模 型です。開館以来、来館者のなかには「実際に食べてみたい」という要望もあり、海 駅館でもなんとか、これらの料理を希望者に提供できないものか、と考えてきました。 幸いにもこのたび地元料理店の協力で実現のはこびとなりました。 朝鮮通信使饗応料理 (写真上) 天和2年(1682)5代将軍徳川綱吉の将軍襲職慶賀のため来朝した通信使の正使を室 津でもてなしたものの復元です。「引替本膳」のなかで御飯がでてくる「三の膳」を基本 に室津らしいものを数品選びました。なます・かばやき・和もの・香物を併せて一つの膳 にしました。 (お品書き参照) 御上御献立 (写真下) 薩摩藩主が本陣・薩摩屋に宿泊したときに食したもので、高畠家 文書にもとずき復元し ています。展示は、比較の意味もあって、「御上」と「御次」の料理を並べていますが、 実際に食べることができるのは御上の平皿に御次の汁と香の物を合せたものです。 (お品書き参照) |
双方の料理とも海駅館で食べることができます。
博物館の展示は見るだけでなく、 |
